宮部みゆき |
BEST:「魔術はささやく」&「鳩笛草」 いいね。売れっ子だけど、ほとんどの作品がお気に入り。「魔術〜」は文庫本が2冊目(1冊目はボロボロに なってページが取れはじめたので、買い直し。)で、ツーリングに出る時には必ず持っていく。 特に設定が凝っている訳ではないけれど、人物の心理描写が俺様の好みにぴったり。主人公は勿論、脇役がいい味。 悦子の父親(レベル7)とか、”ラ・シーナ”のマスター(パーフェクト・ブルー)なんか。 最初は時代物の方は読んでなかったんだけど、「かまいたち」を試しに読んでからはどっぷり。時代物とは 言っても背景が江戸なだけで、ほとんど現代物と変わらない感覚で読めるからとっつきやすい。 |
森博嗣 |
BEST:「詩的私的ジャック」 著者は某国立大学の建築系助教授。しかも超速筆。何と年10冊以上のペースで発刊中。凄い!読む方が追いつかないのでは・・・ (もうすぐ新規発刊を縮小していく筈だけど) 比喩表現などが何とも言えず、ツボにハマるのである。 |
畠中恵 |
BEST:「しゃばけ」シリーズ 文庫版は完読。登場人?物が物凄く個性的。良い意味で力の抜けてる文に、柴田ゆうさんの表紙絵がまたピッタリ! |
大沢在昌 |
BEST:「空気のように」&「日曜の晩に」(いずれも「六本木を1ダース」収録) 格好いい。文句なし。一部を除き主人公が喧嘩に強すぎず、しかも完璧な「ハードボイルド」であるところが最高。 都会・酒・遊びと俺様とは縁のない世界が中心だけど、「男」の格好よさがガッチリ描かれてる。お気に入りは佐久間公と 冴木涼介。 |
乃南アサ |
BEST:「凍える牙」 & 「花散る頃の殺人」 音道貴子がいいのだ。他の作品もそれなりに読んでいるが、実は本屋で特に欲しい本が無い時に「ま、これで」と 買ったものが大半。勿論それなりに面白いから買っているのだが。 |
浅田次郎 |
BEST:「うらぼんえ(「鉄道員」収録)」 「うらぼんえ」、いいぞぅ!!これはいいぞ! 泣かせるように書いてるなというのは分かりつつ、ボロボロくるね。こんなじじいになりたいぞ!! |
北村薫 |
BEST:「ターン」&「覆面作家シリーズ」&「円紫さんシリーズ」 文庫で出ているものは一通り読んだ。面白い! 「ターン」は凄いよ。あの登場人数&変化が少ない設定で、きちんと長編として成立し、しかも面白い! |
加納朋子 |
BEST:「ささら さや」 「ささら さや」は良いぞ!超ホノボノで俺様のキャラには合わないと言われそうだが、不覚にも涙が出た! |
梨木香歩 |
BEST:「西の魔女が死んだ」 深読みするとグリム童話のような怖さがあったりするが、でも読後感が凄く良い!心が温まる感じがするぞ。 |
高村薫 |
BEST:「リヴィエラを撃て」 硬い。「固い」なんてもんじゃない。 「リヴィエラ」はいまだに読みこなせてないところがある。どの本も休みの前夜に徹夜覚悟で読むのに向いてると思う。 読むのは骨が折れるけど、この手の本をたまには読まないと固い文が読めなくなっちゃうんだよな。 ところで「神の火」って、文庫化する時なんであんなに加筆修正しちゃったんだろう。一見読みやすくなったようだけど、 ハードカバー版の圧倒的な迫力が全然無くなった。説明くさくないところがいいのに。 |
本多孝好 |
BEST:「瑠璃(「MISSING」収録)」 読後がサッパリする感じだ。フェリーで何冊も続けて読む時は、間にぜひ入れたい。 |
松本よしえ |
「アウトライダー」に「ライディングストマック」という各地の食べ物屋紹介を書いてる人。 俺様がアウトライダーを買い始めたのは、このコーナーで高知・二双茶屋のサバ寿司を見たのがきっかけ。 また美味しそうに描いてあるんだこれが。毎月楽しみ。で、他誌の分も含めて出たのが「幸せの満腹ごはん」。 その中に出ている「丹沢のほうとう屋」には以前行って来たけど、確かに美味い。こうなったら全部回ってみるのも面白そう。 |
西原理恵子 |
BEST:「サイバラ式」 「コミック」に入れてもいいのだが、一応こちらに。 毒舌で、お気楽で、時々しんみり。 |
伊勢英子 |
BEST:「グレイがまってるから」 シベリアンハスキーの”グレイ”。デフォルメも少なくシンプルな絵なのに、暖かさが伝わる。 飼い主だから、描けるんだろうなぁ・・・ |
土屋賢二 |
BEST:「われ笑う、ゆえにわれあり」 超ヒネクレ口調の土屋教授、本人を見てみたい。俺様が素直に思える事だろう。 |
東 君平 |
BEST:「のぼるはがんばる」 小学生の時に図書館で何度も何度も借りた本。既に絶版、古本屋で見つかる事もほとんど無い。 でも、これは名作だぞ!「くだるだよ」など、十数年経っても鮮明に覚えていた! |
寺村輝夫 |
BEST:「王さまばんざい」 いいぞ、「たまごやき」!!これを読んだ後は本当に食べたかった。 |
芦奈野ひとし |
BEST:「ヨコハマ買い出し紀行」 いい、すっごくいいっ! 読めばわか・・・る人は少ない気がするけど、いろんな表現方法の中で「コミックでしかできない」作品だと感じる。 |
ゆうきまさみ |
BEST:「機動警察パトレイバー」 ゆうきまさみが良いというよりパトレイバーが良すぎる。 ロボット物でありながら戦争話ではなく、「建築機械の進化形」としてそこらのおっさんが当り前に乗ってるという珍しい設定。 しかも、それが話の「主人公」にはなっていない辺りがまたいい。機械が好きな人は結構ハマるんじゃないか? 昭和40年代生まれの男子として勿論ガンダム(初代に限る)は好きだけど、それを上回る良さ。 パトレイバーの舞台はちょうど今ごろなんだけど、残念ながら乗って操作できる2足歩行ロボットはそこら辺には無い。現実となるにはあと20年くらい かかるか。 |
星里もちる |
BEST:「ハーフな分だけ」 「りびんぐゲーム」や「結婚しようよ」が有名。 恋愛物がほとんどだけど、なんか面白い。洋食屋でたまたま読んだ「ハーフ〜」はハマったなぁ。 |
藤島康介 |
BEST:「逮捕しちゃうぞ」&「ああっ女神さまっ」・・・というか、これしか出てないだろう これまた機械好きな人には結構人気?車とバイクのある生活が、ちゃんと生活感を持って、しかも異様に緻密に描かれてる。 背景なんかもこだわりまくって描いてあり、妙な物を探すのもまた楽しみ。 |