俺様の偉大な愛車・'98KLX250ES

これぞ相棒!

生涯の友!

購入年月日
1998年1月17日。ZZ-Rとの車両入れ替え。
新車?中古?
バリバリの新車。でも'97モデルの在庫?
車両価格
399,000円
購入総額
マイナス25,050円。「マイナス」って何かって?ZZ-Rの下取りが支払い総額を上回ったんで返金されたのさ。
車両の状態
国内仕様・塗色はもちろんライムグリーン。ESの最終型なので、貴重な?金色リム。焦げ茶のシート。しかし誰が決めたんだ、 この色の組み合わせ。買う俺様も俺様だが。
惜別年月日
まだだよーん。1億円積まれても手放すもんかい。
その時の走行距離
だからまだ手放してないって。「かつての愛車」と共通枠で書いてるんで。
転倒歴
立ちゴケ、というか立ち寝かせ(よろけた時に支えるのがめんどくさくなって寝かせた)が数回。Uターン時のエンスト ゴケが1回。1段高くなってるコンクリの段差(車道→歩道みたいな感じ)を斜めに上がろうとして、フロントが滑ってスッこけたのが1回。乗り換え 直後で、「タイヤでかいから浮かせなくても平気だろ」と思ったら大失敗。KDXだったら上がれてたし、ZZ-Rなら重さがあるんであんなにストンとは 滑らないんだけどなぁ。後は雪のヤビツに走りに行って2度ほど横になったっけ。
あ、2002年末の北海道・音威子府駅近くで浮き雪(?)にとられてコケた。
何でES?
そう、1998年ということはESとSRが統合された年。もちろん分かっていたんだけど、統合後のKLXには許せない点が 2つあった。メーターとキーシリンダーである。
デジタルメーターだぁ?そりゃ軽いかもな。ツイントリップも時計もつくだろうよ。でも、風情がないだろうが。

冬の夜、街灯もない田舎道。道端にぽつんと佇む自販機のコーヒーで暖をとる俺様、静寂を破るのはKLXの「キン・・キン・・・」という 冷却音のみ。立ち昇る己の吐息と缶の湯気の向こうに見えるのは、自販機の蛍光灯に照らされたオドメーター。 相棒が刻み込んできた、俺様との歴史・・・

分からないかなぁ、この感覚。エンジン切ったらオドが見えないなんて邪道だ邪道。
それになんだ、あのメーター脇にあるキー穴は。オフ車の盗難が増えてる昨今、何で壊しやすい位置に移動するのよ。こうやって 他メーカーのと似ていくと、ますます売れなくなるぞ。偏屈な人が中心なんだから、カワ車なんて買うのは。

ここから下は改造点。


今見るとシンプル 死ぬほど重い 軽くて明るい

ライトの拡大。→輝いてるねぇ。

ノーマル → レプリカ用スクリーン(カット&曲げ&上下逆付け)追加 → フリマで見つけたφ220バハライト(車種不明)装着  → KDX125用Rフェンダー流用スクリーン追加 → クソ重たいバハライトを撤去、ノーマルカウルで念願のHIDを組んだ丸ユニット +ハイビーム用50Wフォグランプの2灯構成+自作リレーハーネス(ライト用)

左の写真はレプリカスクリーン付き、中央はバハライト+フェンダースクリーン。右が現在。スクリーンもこれだけでかいとかなり効く。やっぱり 俺様KLXは「ツアラー」であるからして、高速楽チン装備は外せない、と。ただし不透明なので、Fフェンダー先端が見えない。背の低い人は かなり怖いと思う。
それとHIDの効果はやはり絶大。無理付けのため満足のゆく配光ではないけれど、それでも別次元の明るさ。ちゃんとリレーハーネスを 作ったので、SWの接点容量も問題なし。唯一の難点はハイビームが暗いこと。近いうちに何とかしよう。

2000/11、ハイビームはそのままだがHIDのバルブを変更(D2R→HB4用)。配光が飛躍的に改善された。
ハンドル周り
シンプル?ゴチャゴチャ? 高級感UP? さすが純正、収まりがいい。
・R&Rショートレバー  ・シェルパ用ハンドルバー  ・D-Tracker用クランプ
・カワサキロード車用左SWボックス  ・300R用ライトSW  ・時計&温度計&方位磁針

見よ、軟弱装備の数々。といっても無意味なものは付けてないぞ。ショートレバーはコケ時の折れ防止、バーは爽やか感の演出、 それによる強度低下を補うクランプ、ツアラー必須装備のハザード&パッシング(ーー;)追加の為のSWボックス(解体屋で見つけたんで、 何用だか分からん。コネクタ配列組換え&一部ハンダ付けで使えた。ちなみにウィンカーリレーはノーマルでOK。だったらハザードSW くらいケチらずに最初から付けろよ、カワサキ。)、HID取り付けに伴うバッテリー保護用ライトSW(市販品を使わないのがこだわり)、 腕時計を見る危険を避ける時計、冬の凍結を知る温度計、地方で安心の方位磁針。筋が通ってるでしょ。うふふふふ。
シート
パープルが最高!
300R用ハイシート。膝の曲がりが楽になるんでいいんだけれど、難点は細いこと。まさに三角木馬。あぁん、いいわぁ。
でも人間の馴れってのは凄いもので、さらに強い刺激を・・・ではないが、こんなものでも600km/日走れるようになってしまった。 これがヘタったらシート屋でちゃんと作ってもらうつもり。
キャリア&箱
目立つ目立つ。
以前は市販キャリア+スクーター用BOX→汎用コンテナ。この仕様で積みまくって7万km走ったところ・・・フレーム折損。
さすがに懲り、修理を兼ねて頑丈なキャリアをワンオフ製作。10mmのステンレス"棒"で組んであり、タンデムステップを殺して 6点留め。テント等の長物固定用にシート横までバーを伸ばしてもらった。
つけている箱は天下のGIVI・E45。解体屋に埃まみれで転がっていたのを\5,000でGetしてきたものだが、鍵は2本あるし傷はほとんど ないし、かなりのお買い得品であった。
それにしてもこの箱、入る入る!工具やカッパを入れたままでも、米5kgに飲料2リットル・野菜だ卵だ納豆だ・・・大きめのスーパー袋に 1杯以上買ってもそっくり入る!1度これを味わってしまうと手放せないなぁ・・・
尻回り
粒状感がLEDらしくていいのだ。 拡大し過ぎ?
・テール&ストップランプLED化  ・ナンバー灯LED化&消せないリアフォグ(これもLED)追加
・ナンバーを上に移動  ・それに伴いリフレクターを下に移動

一見ノーマル風なのがいい所。KLXの「数多い」泣き所の一つ、テールランプの玉切れ回避を狙ってLED化。消費電力も 減っていいんだけど、適当に作ったんで斜め上から見ないとあんまり明るくない・・・
ナンバーの移動は純粋に見た目の問題。上のキャリア欄の写真だと判るかな? ナンバーとリフレクターの位置を入れ替える事でちょっと尻上がりに見えるのだ。KDXの時もやってたんだけど、意外にやってる人は少ない。
ガード
違和感がなくてよい。
ZZ-R1100用リヤブレーキマスターシリンダーガード

これは地味〜なパーツ。オフブーツで乗る時に右かかとの踏ん張りが足りなかったため、こいつを追加。小さいが、結構 効果はある。


これを書いている時点で購入後2年8ヶ月、走行46,000km強。やっと俺様的には満足の行く状態になってきた。と同時に 周りから見ると加速度的に崩壊しつつあるように見えるらしいのだが。ま、優れた感性とはなかなか理解されないもので あることは歴史が証明しているし。とりあえず目立つことは確かだ。

さて、お約束のトラブル集。

ギヤ抜け事件
納車から忍耐の慣らし期間を終え、徐々に開け始めた時。2速が抜ける!! しかも入らないわけではなく、加速途中で”スッコーン”と抜けてくれるのだ。ローギヤードなオフ車に とって、2速は一番の加速ギヤ。怖くて開けられん!
という訳で、5,000km位の時かな?購入店の赤男爵平塚店(今はない)にてクレーム修理。メーカー修理に なると言われたためついでにキックの取り付けも頼んだが、メーカーでは修理しかやってくれず、店に戻って きてからまたバラしてキックをつけたとか。二度手間だな、気がきかんのは店かカワサキか?
ネジ類脱落事件
フロントアクスルシャフトを留めているナット、メーター固定ナット、キャリアの固定ナット(これは俺か)が それぞれ1個ずつ。ま、許容範囲。
テール球切れ事件
これ、切れる切れる。5,000km毎くらいに切れてた感じ。運行前点検の習慣はついたが、怖くて予備球を 常に積んでいた。今はLEDに変えたので不安も解消。
水漏れ事件
と言ってもリザーバタンクのキャップからたれた程度。緩みもパッキンの異常もなかったのに、揺れるたびに 「ツ〜っ」とたれていた。支障はないので放っておいたら知らんうちに馴染みが出たらしく、止まってた。
接着剤くらいケチるな事件
納車時から、左グリップが回る。いっそ左アクセルだったら面白かったのに。直すのもなんか悔しい?ので そのまま乗っていた。そんなある日の事。俺様がツタヤでGARRRRを立ち読みしていたら、広告に変なものが。
「左グリップを回転式にすることで、ジャンプ着地時の衝撃を和らげる!!」

ををっ!純正でこんなアイテムを装備とは!カタログにも載っていないとは、きっと「隠しアイテム」ってやつだな。
フレーム折れた!
あぁあぁあぁ!!! ついに来たか・・・米だのガス缶だのスパイクタイヤ2本だのの過積載により、左右シートレールを繋いでいる補強ブリッジ (キャリアの固定個所)が折損!
ショップ曰く、"KLXはそんなもの積む構造になってない"と。

このままではせっかく見つけてきたGIVIの45Lボックスが積めないので(懲りてないし −−;;)、フレームに溶接する キャリアをワンオフ製作する事に!

ZZ-R1100へ  KDX125SRへ

メインへ  2輪のメインへ
inserted by FC2 system