'99・四国ツーリング(4/29〜5/3)
実はこのツーリング、出発一月前に休暇の日程が短縮。中国地方を諦め四国Onlyに。おまけに2週間前には
歩いてて足首をひねり、痛みが治りきらないままの出発となるなどグチャグチャだった。でも行って良かった!!
☆29日
03:30
起床。今年初のロングなので興奮して眠れんかった。1時間くらいしか寝ていない。雨がポツポツ降っている。
コーヒーを飲んで出発。秦野中井ICから東名に・・・と思ったら、なんと「御殿場〜沼津間・事故通行止め」の表示が!!
当然、気にせず突入。実は関東の地図を持ってなかったので、下道に行けなかったのだ。
中井PAにて朝食をとりつつ開通を待つ。
06:00
やっと開通。まさかこんなにかかるとは。ここから先、給油以外はほとんどノンストップ。昼頃どこかのSAでお好み焼きを
食べる。大阪・茨木ICにて高速を降り、R171〜R2経由で兵庫・明石市へ。目的は言うまでもなくカワサキモータースジャパン・
明石工場。浮かれ気分で走っていると、途中で阪神・淡路大震災の傷跡が。せすじを伸ばす。
16:30
カワサキ着。正門前でシャッターを押してくれる人を待つ。・・・15分後、中学生男子2名が歩いてきたのをムリヤリ捕まえ
写真撮影。サンキュー中学生!
引き返して明石海峡フェリー乗り場へ爆走。途中「あかしや」のタマゴ焼を発見、急停止。ギリギリで買えた。5分遅れたら
アウトだった。フェリーのチケットを買い、コンビニで夕食を調達。フェリーでは明石海峡大橋を眺めながら、淡路に住んで
いるというおじさんと語らう。
18:15
淡路島のとある場所にテントを張る。本当はNGな場所だったので場所は書けないけれど、黙認してくれた好意に感謝。
時々「以前はOKだったけどひどい汚し方をされたのでNGにした」という話を聞く。人の親切を裏切っちゃいかんでしょ。
播磨灘の夜景を眺めながらコンビニ弁当とタマゴ焼で夕食。早めに寝る。
☆30日
05:00
起床。コーヒーを沸かしていたら、きれいな日の出。これぞキャンプの醍醐味。
竹チクワをかじって出発。途中、ローソンで朝食。裏の飼犬と目が合ったので近寄ったらベロベロなめられた。やれやれ。
津名一宮ICから高速で一気に四国へ!
忘れた
四国入り。R439(与作国道)へまっしぐら。佐那河内村で初の沈下橋を発見、1枚パチリとな。
ツーリングマップル(以下マップル)で知ってはいたが、ほんとに狭いな。
13:00
剣峡にて立川そばを食す。太めの麺。すごくうまい。食後、店のおじ(い)さんに「かづら橋に行く」と言うと、「ならば
奥祖谷かづら橋に行け。有名な方は混んでる上にあまりきれいじゃない。」とのアドバイスをくれる。素直に従う。
行ってみたら確かに良かった。何がって、切符売りのおばあちゃんが最高。まさに「ほのぼの」という感じ。いや、橋も
いいけど。でもブーツで渡るもんじゃないね。
14:30
道の駅大杉(マップルP83B2)にて再び立川そばを。またしてもうまかったが、それ以上に食堂のお姉さん!!かわいい!!
支払いをしようと立ち上ったら、ちょうどお菓子を頬張った瞬間のお姉さんと目が合った。真っ赤になった表情を今でも
しっかり覚えている。一緒に写真を撮らせてもらえば良かった・・・。
その後竜河洞に行く予定だったが、足が結構きつかったんで中止。まっすぐ桂浜のキャンプ場へ。
16:30
桂浜近くの交番で道を聞く。しばしお巡りさんと話し、最後には「来年は結婚してカミさんを連れて来い」という約束を
させられる。ごめんなさい、守れそうにありません。
キャンプ場を確認後、スーパーへ食料調達に。「ノレソレ」という白魚様の物があったので、他の買い物客に食べ方を
聞いてみる。醤油をかけてそのまま食べるとの事。後日調べたらアナゴの子供だった。買い。
テントを張り、夕食。そのうちバイクが3台ほど来たが、えらく離れた場所に張られた。これじゃ話し掛けもできん。
風呂に入れなかったのがきついが、就寝。
☆1日
05:30
起床。今日も晴れ。この時期の晴れた朝は本当に目覚めがいい。
出発後、サンクスで朝食。カップ麺&ホットドッグ。途中で犬が近寄ってきた。共食いさせてみたが気にしないようだ。
R56経由で中村まで、その後R441〜R381と四万十川沿いを流す。
これは良い!絶景かな!!
水が澄んだ緑、エメラルド色!そこを渡る沈下橋!
なんだか感嘆符ばっかりで芸が無いが、これ以外表現のしようがない!!!!!
その後、R381を外れて5kmほどの所にある柳瀬温泉に行く。いい意味で鄙びた感じ。2日半ぶり(汚い・・・)に風呂に入れた。
12:30
四国ツーリング最大の目的、二双茶屋(P95B6)を発見!アウトライダー'98年3月号の「ライディングストマック」でここの
サバ寿しを見てから早1年半。やっと、やっと!・・・と思ったら、この日はサバがなかった。ちょっと気落ちしつつ、代わりに
アジ寿しを買う。う〜ん、
絶品!酢じめした魚独特の甘味がすごく強い!
でかい!白ごまもついてる!!晴天の下、四万十を眺めながら食べるこの美味しさ!!ぜひぜひお試しあれ。なお、店の
おばちゃんとは少し大きめの声で話しましょう。
このあとR381で土佐久礼の大正市場(P95H3)に向かう。ここで昼飯第二章。ウルメいわしの刺身200円、鰹のたたき650円。
どちらもすごい量。他に焼き飯とすずめの焼いたのを買い、近くの岸壁でしばし頬張る。ぼかぁ、幸せだなァ♪
ここで4日以降は天気が悪くなるとの情報をゲット。即座に1日早く切り上げることを決断し、四国カルストへ向かう。
17:30
カルスト・天狗高原キャンプ場着。隣の天狗荘で受付をすると、結構ギリギリであったことが判明。飛ばして良かった。
サイトは傾斜地に一張り分のベランダのような台がいくつも並んでいるタイプ。片づけが楽でいいな、これは。入浴後、
すぐ夕飯。メニューはご飯・市場で買ったくれ天(さつま揚げ)・うつぼの蒲焼・土産に買ったジャコでダシをとった汁物。
うつぼは臭みがあって今一つだったけど、後はばっちり。ルート検討後、早々と就寝。
☆2日
未明
寒さで目がさめる。四国ということで防寒具を少なめにしたのが裏目に出た。シュラフ内にジャケットとモトパン・タオルを
抱きこみ夜明けを待つ。鳥の声がいい。日の出後、すぐ撤収・出発。カルストを眺めていると、神戸の方3人から「走っている
写真を撮らせて欲しい」と頼まれる。もちろん快諾。朝からいい気分だ。
その後、一路高知自動車道・伊野ICを目指す。
高速ではトンネルに差し掛かるとなぜか50km/hくらいまで減速する地元車につかまり時間を食ったが、無事にさぬき豊中ICに
到着。時刻は9時40分。さぁ、☆うどん屋でGO!!☆
1軒目:長田。釜揚げ小・250円。思ったより大きい店。表面柔らかく、中は腰あり。良い良い。
2軒目:谷川米穀店。見つけるのにえらく苦労した。何であんなとこに・・・。卵入り小・130円。混んでたので外で食す。
やりたかった生醤油かけ。うーん、これはうまい。
3軒目:西川。これは次の宮武への移動中に発見、衝動的に入る。客無し。並・150円。おばちゃんの方から「湯だめ
だけどいいかい?」といってくれたので嬉しかった。味はまぁまぁだったけど。
4軒目:宮武。見つけた瞬間、やめようかと思った。なんだこの待ち客は!でも並ぶ。座るまで40分、食べるまで20分。
入口でとった天ぷらを食べつつじっと我慢の子。来た!だしかけ(ひやひや)小・230円。イリコだし。腰の強い
麺。これは並んだ価値がある!
おなかも落ち着いたところで、R192経由で徳島港へ。いよいよ終わりか。
17:30
徳島港着。ここで一泊して翌朝一番の南海フェリーに乗る予定だったが、乗り場で会った和歌山のV-max氏と神奈川・平塚の
CBR400F氏は21:35発で和歌山へ渡るという。当然同行。しかし、こんなとこから自走で平塚まで帰る物好きがいるとは・・・
23:30
和歌山港着。俺様とCBR氏はここで野宿のつもりだったが、なんとV-max氏の家に泊めてもらえる事に。バイク乗り万歳!
V-max氏のお母さん、夜中に汚い格好で押しかけて済みませんでした。そして、ありがとうございました!!
☆3日
06:00
起床。数日ぶりの布団。感謝感謝。即出動。3人で和歌山・奈良・三重を一気に横断。吉野川がきれいだった。
12:50
鳥羽港発。V-max氏は南下するとの事だったので、お礼&重石として赤福をプレゼント。ふっふっふっ。
14:00
伊良湖港着。R42〜R1で東名・浜松ICへ。東名にのったらCBR氏はかっとぶと言うので、別れてマイペースで。しかし!!
渋滞をすり抜けていると後ろからCBRに抜かれた!まさか本当に牧の原SAでそばを食べていたのか?冗談だと思ってたのに。
結構ショックだった。でも連れがいると高速も楽でいい。大井松田or秦野中井(どっちだっけ?)ICにてお別れ。
19:30
無事帰宅。まだ近所のいとう食堂が開いている。あそこのご飯を食べると「帰ってきたなぁ」と実感できるのだ。
また行くぞ、四国!
走行距離:2,089km (平均400km強/日・・・走り過ぎ。)
使用燃料:71.5リットル
平均燃費:29.2km/l (やっぱりツーリングだと伸びるな。)
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