'92 KDX125SR

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購入年月日
1994年8月31日。中型2輪免許取得日が納車日だった。
新車?中古?
中古。
車両価格
220,000円
購入総額
266,520円。この時点で預金残高が5,000円以下だった記憶が。
車両の状態
ほぼ極上、走行約7,000km。この時点での改造点はキャリアとRタイヤ(銘柄忘れたけど、結構ごつい エンデューロタイヤだった気が・・・)のみ。
惜別年月日
1997年8月下旬。部活の後輩に譲った。
その時の走行距離
46,000km強だったと思う。
転倒歴
30回くらいか?買って半年位してからコケまくった。しかも全部公道。部の連中はしょっちゅうビッコ引いて 歩いてた俺様の姿を覚えているかも。この教訓からカバンに救急セットを入れるようになったが、それ以来ほとんどこけないのは なぜだろう?
一番ヤバかったのは、T字路を下から上がって行って左折しながら滑った時。フロントが砂だか油だかに乗っかって、一気に行った。 バイクが渋滞中の対向車線で止まってるトラックへ向けて滑って行くのを見て(もちろん俺様も滑ってた)、飛びついて押えようとした。 そのまんまトラックの荷台の下に突っ込んで停止。俺様は意外と冷静だったのだが、たまげたのはトラックの運ちゃん。 「だいじょぶかぁ〜〜〜っっっ!!」と叫びながら降りて来てくれた。「だいじょぶっす!」と返事したけど。引き出すのを手伝ってくれた うえ、一言も責められなかった。あの時は謝ることしかできなかったけど、本当に感謝しています。ありがとうございました。

ここから下は改造点だよん。


ライト
ノーマル → NSRガラスレンズ+H4(60/55W) → φ180の丸レンズ(山で拾った)+H4(60/55W)
常時転倒^H^H点灯 → デイトナライトSW → エーモン防水SW

乗り慣れてスピードが上がるにつれ、ステップアップ(?)していった。ただ難点は、H4を点けると発電量が苦しく、急制動時に エンスト(クラッチは切れてるぞ)する事。急制動しながらアクセルを煽り、状況次第ではライトも切れるようになった自分に 気づいた時は己の成長が嬉しかった。
スクリーン
なし → 2mmアクリル板を切っただけ → 2mmアクリル板をドライヤー熱で曲げたロングバージョン
→ 3mmアクリル板をドライヤー熱で曲げたショートバージョン → 2mmアクリル板をコンロ&ドライヤー熱で曲げ、かつ上端に 反りを付けたグレートバージョン

なぜかハマったスクリーン製作。どれも縁ゴム(1枚目のは網戸の押えゴム!)をちゃんと付けた。曲げる時に熱いのを我慢すれば、 満足感も効果も大きいお勧めパーツ。4枚目のはクラウザーなどのツーリング向けスクリーンを参考にし、どえらい苦労をしながら 反りを付けた。これだけでもみぞおち付近への風圧が変わるから面白い。出来は3枚目の方が良かったけどね。
ハンドルバー
ノーマル → 拾ったレンサル3本くらい → 新品のスチールバー(非純正)
学校のごみ捨て場に少し歪んだレンサルがよく出たんで、修正して使ってた。でもアルミハンドルの振動が好きじゃなかったんで、 北海道ツーリングの前にスチールバー(特価品)に換えた。以来、「バーはスチール」を通している。
レバー
ラフ&ロードのラリー490。491はザラツキ感が嫌いだった。ショートレバーに換えとけば少々こけても レバー曲がりは起きないんで、KLXでも購入直後に装着。
メインSW
KDX125のメインSWは、何を考えたんだか「左ひざの後ろ」についている。さすがカワサキ。
このままじゃあまりにも使いにくいんで、配線延長してメーター脇まで持ってきた。
チェーン&スプロケ
ノンシールチェーンだったため、約10,000km毎に交換していた(掃除はちゃんとやってた)。 なにせ貧乏小僧だった(今もか)ので、スプロケは毎回特価品。しかも「3点セット交換」なんてリッチな事はやれる筈もなく、 スプロケは歯が欠け始めた時、チェーンはアジャスターを引ききるまで使い倒した。
ブレーキパッド
これまた消耗が激しく、しょっちゅう換えていた。ただしやっぱり金なかったんで、少なくなったら 予備パッドを買って持ち歩き、ベースが出始めた時点で交換していた。通学路の道端で換えたこともあったな。
最初は純正を買ってたけど、じきに社外品を各社使っていくように。でも某社(原付パーツを結構やってるとこ。「D」じゃないぞ。) のパッドはひどかった。ピストンを完全に戻しても、厚過ぎて入らないんだもん。やむを得ずピストンの反対側は減った純正を入れ、 次のを買えるまで(;_;)少し使ってた。どうしても納得がいかなかったんで、「厚過ぎるのか、または取り付けが悪いのか、教えて欲しい」と 状況を全て書いた手紙を添えてメーカーに送ったんだけど、返事はなかった。
結局一番良かったのは、F:べスラのグリーンパッド、R:純正の組み合わせ。ちなみにKLXでは前後べスラ。
タイヤ
ノーマル(BSの) → ミシュラン・シュラク → DL・D604。
街乗りしかしなかったんでロード向けを選択。シュラクはグリップはそこそこ良かったんだけど、雨の日の跳ね上げが凄くて困った。 D604はさすがに割り切ったパターンだけあって、グリップバッチリ。砂利ダートくらいなら全然問題なかったし。
リヤボックス
カッパと工具の収納場所が欲しくて、試しに装着。以後、手放せなくなる。
とにかくみんなに笑われ、誰一人として「格好いい」とは言ってくれなかった。でも実は、これが「バイクで笑いを取るといい気分」 の原点だったりする。
テールランプ周辺
KDX125の純正尻周りは野暮ったい!というわけで、NS50Fのテールランプ+フラップカット+ナンバー上げで スリム化&ケツ上げ化。今写真を見てもかっこいいねぇ。センスいいな、俺様。
サイレンサー
ノーマル → 学校のごみ捨て場で拾ったRSVシリーズT → RSVシリーズU
ノーマルでも不満はなかったんだけど、たまたまシリーズTを拾って付けてみたらいい音!(なんでKDX125用だと分かったかって? マジックで「KDX125」って書いてあったからさ。参ったか。)こいつはエンドパイプがないので、風呂釜の取水口用ステンプレートを くっつけて「2st版スパトラ」なんて事もやってみた。効果はなかったけど。そのうちパイプとサイレンサーの継ぎ目部に亀裂が 入ってきたので、北海道ツーリングを機にシリーズUを購入。かなり清水ピョンだった。
プラグ&プラグコード
プラグは基本的にNGKのVX。スプリットファイヤーは変えた当初は凄く良かったんだけど、唐突にお亡くなりになる ため2度しか使わなかった。


う〜む、今考えても素ん晴らしいバイクだったなぁ。
アクセルターンの練習、初の講習会、初の違反(一時停止で足を着かなかった。でも止まったし、安全確認をちゃんとやってたんで 問答無用で切符切るのもどうかと思うが。レポート締め切りまで1時間しかなかったんでやむなくサイン。)、初の北海道などなど。
まっすぐ行けば片道14kmの通学路をわざわざ25kmの道で通ったり、ホームセンターの駐車場でミッションオイル交換したり。 発作で苦しい時も、こいつがいたから家に帰れた(危ないって)しなぁ。

な〜んて、いい事ばっかりのはずがないんだな。だってカワ車だもん。以下、トラブル集。

チェーン外れ事件
買ってから全くメンテせずに乗り続けてたある日。通学途中の交差点を右折しアクセルを「がばっ」と 開けた瞬間、チェーンが外れて空走。慌てて止まるも工具無し!街路樹の手入れをしていた兄ちゃんに励まされつつ、何とか「手で」 掛け直した。確かに自分が悪いんだけど、買ってから3,000km・・・こんなに早く伸びるとは。メンテの重要さを痛感。
でももし絡まってロックしてたら洒落にならなかったよなぁ。ま、日頃の行いがいいから平気だけど。
メーターが動かないぞ事件
おぉ、走っているのに速度がゼロ。ついに俺様も「地面すれすれウィリー」を会得したか。
そんな訳はなく、メーターケーブル切れ。しかもトータル3回。40,000kmで3回だぞ?切れ過ぎだろ。KDXはタンクが9リットル、 平均燃費15km/l、燃料計なし。これは怖いぞ。
耳にやさしいホーン事件
ホーンを鳴らしたら、「ぴぇ」と鳴りやがった。しかも小声で。SWの接触不良、分解清掃で解決。
後続車にやさしいブレーキランプ事件
習志野警察署主催の講習会に参加した帰り、友人から指摘。「ブレーキランプがちらちらしてる」。
見ると、確かに。ブレーキランプSWの接触不良、交換で解決。
ウィンカーが点かないよ事件
ある日、交差点を右折しようとウィンカーを点けたつもりが、点いてない。あれ?
と思いきや、ハンドルを切ると点く。さすがカワサキ、125のオフ車にオートキャンセラーを装備して いるとは。て、そんな訳あるかぁ!
いいかげんトラブルにぶつかっても驚かなくなっていたし、腐ってもこちとら電気工学科の学生(当時)。テスターで配線をあたると 断線(どの線かは覚えとらん)を発見、バイパス線を引いて解決。ただしこの対処をしたのは症状発生から2週間後。それまでどうして たかって?ウィンカーを点ける時は「左手で配線を押えて通電させていた」。うわはっは。暇がなくてな。
エンジン不調事件
上のはほとんど笑えるやつだけど、これは結構ブルーだった。ぶん回した直後からしばらくの間、低回転域が全く ふけなくなる(アイドリングもできない)のだ。中回転から上になるといきなりふけだす、といった状態。
大体一晩ほっとくと直ったから良かったけど、結局原因不明。たぶんKIPS(排気デバイス)の引っかかりだと思う。いいかげん修理を考え 始めた頃(といっても数ヵ月後)、なぜか自然治癒。もし逆に上がダメになるんだったら即修理したんだろうけど。
その他
・フォークオイルシール損傷
・ボルト脱落
などなど。

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